クライアントの喜びの声

プロサッカー選手

ミスから生まれたトラウマの克服

積極的な攻撃を武器に、新人ながらレギュラーの座を掴み、コンスタントに活躍していたが、数試合、連続しておかした決定的なミスが原因で、レギュラーの座を失う。

それ以来、練習時やたまに得た出場機会でも、消極的プレーが目立つようになり、ますます出場機会と自信を失うという負のスパイラルに陥る。

原因

非常に優しい性格のプレーヤーで、ミスに対する周りからのネガティブな反応を気にしすぎる状態。
一つのミスをすると落ち込んで引きずりやすく、次のプレーに集中できないためミスの連鎖を招く。

■解決策
○ステップ1
今現状での目指したい状態、方向/目標の確認

○ステップ2
"トラウマ反応(強烈なネガティブ感情の反応)" を引き起こす出来ごとの記憶や意味の特定(脳のストレス反応である"視野狭窄"の状態の客観視)

○ステップ3
脳にそのできごとをどうしたら再発防止できるか、あるいはそのできごとの意味をポジティブなものに変換できるか、あるいは最悪、再発しても脳が考えているほどたいした事ではないという事を理解させ、そして安全と安心を感じさせ、その強烈なネガティブ感情の反応を手放させるプロセス(感情を受け入れるワークを多用)。
感情は、脳が過去の体験から学習した、体に送る"危険" や "歓び" を知らせるシグナル。
例えば先日、スキージャンプのワールドカップでの史上最年長優勝記録を更新した葛西紀明選手も1994年の11月と1995年1月に2回転倒して同じ鎖骨を連続骨折した時に、恐怖心が生まれて初めて芽生え、完全克服するのに2005年までの約10年を要したと語っており、"トラウマ"になった経験から自由になるには一般的にある程度の時間が必要。
『死に対する恐怖』と『拒絶に対する恐怖』が人間の2大恐怖だと言われていますが、彼のケースは『拒絶に対する恐怖』の方。

○ステップ4
向かいたい方向/目標の再確認

○ステップ5
「コントロールできるもの&コントロールできないもの」の理解による集中力アップとプレッシャーダウン

○ステップ6
イメージトレーニングやルーティントレーニングの多用、信じ込み・セルフイメージの書き換え準備ができあがるプロセス(信じ込みやセルフイメージの役割は、同じ "できごと" で肉体的精神的に再び傷つかないためのプロテクション。
脳が "できごと" から受けた"トラウマ" から自由になり安全と安心を認識すると、セルフイメージは自然に上がって来ます。彼は今このステップ)

○ステップ7
意味決定トレーニング(受容/感謝と貢献を使う)

○ステップ8
気づきと反応のトレーニング による "リラックスした集中力" 状態(大切なものへの気づき)の長期持続